ポイントサイトの電話番号認証(SMS認証等)とは？目的や注意点の解説

ポイントサイトの電話番号認証は避けては通れません。すなわち、ポイ活において電話番号認証は必須です。

当記事では電話番号認証の目的や方法、注意点などについて詳細に解説していきます。

電話番号認証とは？目的は？

電話番号認証は本人確認のために用いられる認証方法です。

このようなリスク・トラブルを回避するためにはポイントサイトとユーザーの双方にとって本人確認が極めて重要であり、そのために電話番号認証が導入されているというわけです。

電話番号認証で本人確認が可能な理由は？

簡単に言うと、ポイントサイトが自前で本人確認をするのは手間がかかるので携帯電話会社の本人確認にタダ乗りしているということです。

ただ、人によっては1人でスマホを2～3回線を契約していることもあるので電話番号認証を用いても厳密な意味での本人確認は不可能です。

しかし、本人確認にかけるコストと得られる効果を天秤にかけた結果、現状では電話番号認証がベターな解決方法として採用されているのだと思います。

迷惑電話などの心配はない

電話番号認証をする際にはポイントサイトに電話番号を登録する必要があります(後述)。

しかし、電話番号認証をしたからといって勧誘電話や迷惑電話がかかってくることは一切ないのでご安心下さい。

電話番号の利用目的は「認証」のみだと明示されていますし、主要なポイントサイトはプライバシーマークやTRUSTe(トラストイー)などの個人情報保護に関する認証を取得済みです。電話番号の目的外使用(勧誘電話や迷惑電話)について心配する必要はないと思います。

電話番号認証の種類

SMS認証

一般的に、電話番号認証といえば「SMS認証」を指すことが多いです。

認証時は、ポイントサイトの入力フォームに電話番号を入力します。

例 : ライフメディアのポイント交換時

携帯(スマホ)に認証コード(4～6桁程度の数字)が記載が記載されたSMSが届きます。

例 : ライフメディアのポイント交換時
※この例ではコードは6桁です。

認証コードをポイントサイトに入力することで本人確認が完了するという仕組みです。

例 : ライフメディアのポイント交換時
※この例では認証コードがなければポイント交換申請できません

電話発信による認証

SMS認証に比べるとやや影が薄いですが、「指定の電話番号宛てに電話を発信して認証をする方法」もあります。

認証時は、ポイントサイトの入力フォームに電話番号を入力します。ここまではSMS認証と同じです。

例 : 「たまる！」のポイント交換時

電話番号が表示されるので、そこに電話をかけます。

例 : 「たまる！」のポイント交換時
※1～2分程度の制限時間があります

電話が繋がると本人確認が完了するという仕組みです。

例 : 「たまる！」のポイント交換時

電話番号認証が必要な場面

ポイントサイトに新規登録するとき

「新規会員登録するとき」に電話番号認証が必要な理由は不正なアカウントの量産を防ぐためです。

ポイント交換をするとき

この場合は目的が2つあります。

1つ目は万が一不正ログインをされたときに第三者にポイントを奪われることを防ぐためです。

2つ目は不正なアカウントの量産を防ぐためです。実は、ポイントサイトのアカウント量産対策には「入口対策」と「出口対策」の2つがあります。

そして、ポイント交換時の電話番号認証(本人確認)は「出口対策」というわけです。

電話番号認証の注意点

電話番号認証が必須のサイトが多い

ほとんどのポイントサイトでは電話番号認証が必須です。従って、電話番号を持っていない・何らかの理由で登録できない場合はまともにポイ活することができません。

「1つの電話番号 = 1アカウント」

ほとんどのポイントサイトでは家族で利用することが可能です。サイトによっては家族間の友達紹介が許されている場合もあります。

そういった理由から家族でポイ活に励む家庭も少なくないようですが、本人確認の際には1人につき1つの電話番号が必要です。

例えば、あなたが認証に使った電話番号を配偶者や子供の認証に用いることはできません。

退会後、同じ電話番号での再認証に制限がかかる場合がある

電話番号認証後に何らかの理由でポイントサイトを退会した場合、サイトによっては認証に使用した電話番号での再認証に制限がかかるケースもあります。

この中でも一番制限がキツいのはポイントタウンです。過去に一度でも認証に使用したことがある電話番号は一旦退会して再登録するときであっても二度と認証に用いることはできないからです。

当サイトで紹介しているポイントサイトは稼ぎやすいサイトばかりなので簡単に退会したくなることはないと思いますが、こういったリスクがあることも覚えておきましょう。

050から始まる番号は使えない

電話番号さえ持っていればどんな番号でも良いというわけではなく、050から始まる番号では電話番号認証はできません。

何度か述べた通り、電話番号認証の目的は(不正防止のための)本人確認です。そのため、通常の電話番号に比べると取得が簡単なIP電話(050)では本人確認としては役に立たないという理由が大きいと思われます。

電話番号認証に使える電話番号は「携帯電話・スマホ(090・080・070)」のものだけです。覚えておきましょう。

固定電話は役に立たない

固定電話はSMS認証ができないためスマホの電話番号に比べると不利です。また、ポイントサイトによっては固定電話からの「電話発信による認証」に対応していないことがあります。

そういった事情からポイ活の本人確認においては固定電話はあまり役に立たないと言わざるを得ません。

電話番号認証が不要のポイントサイトは？

一応、以下のポイントサイトでは電話番号認証をしなくてもポイントを稼いで交換することが可能です。

しかし、ポイ活では複数のポイントサイトを同時に利用するのが鉄則です(最低でも5サイト以上の並行利用を推奨)。電話番号認証が不要なポイントサイトだけではまともなポイ活は不可能です。

そういった事情を考慮するとポイ活において電話番号認証は必須であると考えるべきだと思います。

まとめ

電話番号認証はポイントサイトとユーザーの双方の利益を守るためになくてはならない重要な仕組みです。

個人情報の1つである電話番号を登録することを躊躇する気持ちも分かりますが、電話番号認証ができなければポイ活のスタートラインにすら立てません。

電話番号を登録したからといって勧誘電話や迷惑電話がかかってくることはありませんので、ポイ活に必要な手続きだと思ってきちんと済ませておきましょう。